2025年5月19日
開業する多くの先生方は
勤務医⇒開業となるケースが多い。
一度雇われ院長をするのは稀だろう。
雇われ院長を経験しておいた方がいいのか?
答えを言えば
「機会があれば、是非院長として働いた方がいい」
理由としては
①院長としての練習ができるから
雇われの場合には労務、人事に関しては開業医ほどはタッチしないことになるだろう。
しかし、法人理事としての立場上、イヤでも経営の数字と対面しなくてはいけない。
またスタッフにとっては組織のトップなので相談事も受けるであろう。
患者からすれば雇われであろうと関係なく、院長と言えばクリニックの顔。
雇われで守られているからこそ、挑戦ができることもある。
失敗も許されるのだ。これが開業してからの本番だとそうはいかない
②開業後のクリニック像について明確な答えを手にいれることができる
これについては雇われ時代に考えた「あー将来はこの検査をやりたい」「もっとこうすれば患者が来るのに」など
といった将来への課題を見つけることができる。自分に足りない医療知識についても空いた時間で
学びにいくこともできる。開業するとそういった時間はなかなか作れないからだ
こういった点を思えばたとえ1年間でも雇われ院長を経験しておくことはかなり大切である。
いくら病院勤務医を熱心にやっても開業してしまうとそれについてほとんど役立たないからだ。
さあ、開業を目指すアナタ
一度院長職についてみないか!!